FXのスキャルピングをご存じですか?スキャルピングの言葉の意味は、アメリカインディアンが行っていた”頭の皮を薄く剥ぐ” という意味です。ここでは、「スキャルピングとは」の基礎から「スキャルピングで勝つ」の手法までを解説しています。
スキャルピングとは
スキャルピングとは、1日に数分から長くても数十分で売買を繰り返して、薄い利益でも回数を多くして大きな利益にする方法です。利益も小さいですが、損失も小さくできるので、精神的には楽な売買方法ですが、売買を行っている間は為替の動きを注視していなければならないので、神経が疲れる取引方法でもあります。
尚、損失を小さくできるとはいえ、売買回数が多いので利益が上げられないと積もり積もって大きな損失になることもあります。
上記の図でイメージわきますでしょうか?とにかくコツコツというイメージです。「スキャルピング」の意味自体は難しくないのでご理解いただけたのでは?
スキャルピングで勝つために
スキャルピングで勝つためには5つポイントがあります。
- 取引のコツ
- 取引の経験
- FXの知識
- 反射神経
- 明確な目標
順を追って説明していきます。
取引のコツ・経験
経験の積み方は実際に取引する以外方法はありません。通貨ごとのクセや動く値幅、テクニカルでシグナルが出たときの売買のタイミング、これらは人から聞いて覚えるというより、コツと感覚が重要になります。あなたが実際にトレードする通貨のクセを見て、『よく動く時間帯、クセのある時間帯、自信が持てるトレードタイミング』を見つける必要があります。
始めは1,000通貨の少額取引からはじめて、トレードのコツをつかんでから取引数量を上げていきましょう。少額トレードからスキャルピングに慣れて、コツをつかんでからがっつり本番に入っていきましょう。
- 利益確定のポイント
- 予想が外れた場合の逃げ方
- 相場が急騰、急落した場合の対応方法
FXの知識と反射神経
FXはスポーツではありませんが、スキャルピングは反射神経が重要です。FXの知識とは、ファンダメンタルズやチャート分析などがこれに当たります。経験に似た部分はありますが、瞬時にチャートを読み解く力が要求されます。また、時間足の短いスキャルピングでは、トレンドにダマシも多く出現します。
5pipsや10pipを狙うスキャトレは、反射神経も必要な勝つための要素です取引のコツ+反射神経であなたの得意なスキャルピングの形を見つけることが大切です。
代表的なテクニック
「1分足スキャルピング」基本的なスキャルピングのポジショニングです。チャートは1分足を利用します。一般的に周知されているトレード方法はこのとおりです。
- 1時間足~6時間足で大きなトレンドを把握
- 5分足で小さなトレンドを確認する
- エントリーは1分足を利用する
トレンドフォローで考えるなら、1分足、5分足、60分足、のチャートの色が全て揃った時点がエントリーポイント!定石ではありますが、これだけで勝ち続けることができるほど甘くはありません( ;∀;)
またボリンジャーバンド等を使ったテクニックも有効です。主にボリンジャーバンドやストキャスティクス、RSIを利用して逆張りで考えます。ボリンジャーバンドの場合、2σに到達した時点で逆張り注文を入れます。
これはボリンジャーバンドが2σ内に収まる確率が95.44%以内に収まる理論から
このように使われています。ストキャスティクス、RSIは「買われすぎ、売られすぎ」を
判断するテクニカル分析です。
真ん中の移動平均線から上下に3本ずつの線が1σ、2σ、3σ(シグマ)と呼びます。
±1σに収まる確率が68.26%
±2σに収まる確率95.44%
±3σに収まる確率99.73%
このようになることをジョン・ボリンジャー氏によって証明されていて、テクニカルでは2σに到達したら逆売買を行うのがセオリーです。ボリンジャーバンドは信頼性が高く私も常に使っているインジケーターです。基本的にバンドウォーク(バンド内にチャートが入る)しますし、3σを超えるような強いトレンドが発生したときは高い確率でバンド内に戻ってきます。
しかし、トレンドが強いとき、バンドがスクイーズ(広がる)して、バンド自体が引っ張られることもあるので、逆張りトレードの決済は早めに行う方が良いです。欲張って痛い目を見たことが多くあります。
まとめ
いくつかテクニックを紹介しました。いかがでしょうか。実際にドル円でトレードをすると、即座にプラ転することが度々あります。プラスになったら決済、伸びそうなら粘る、あなたがやりやすい方法でコツコツと利益を積み重ねてください。相場は逃げません。
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